「便利そうだから」とITツールを入れたものの、結局使われずに月額料金だけ払い続けている——小さな会社やお店では、よくある話です。
この記事では、ITツールを導入する前に確認しておきたいことを、チェックリストの形でまとめました。ネットショップ、予約システム、勤怠管理、会計ソフト、SNSツールなど、どのツールにも使えます。
導入前のチェックリスト
1. 何の手間を減らしたいのか、言葉にできているか
「今、誰が・どの作業に・どのくらい時間を使っているか」を書き出してみます。例えば「毎月の勤怠集計に半日かかっている」「電話予約の受付で接客が止まる」など、具体的に書けるほど、合うツールを選びやすくなります。
2. 実際に使う人が、操作できそうか
ツールを選ぶ人と、毎日使う人が違うことはよくあります。無料体験の期間中に、実際に使うスタッフに触ってもらうのがいちばん確実です。
3. 月額だけでなく、全部でいくらかかるか
- 初期費用
- 月額・年額(まとめ払いの割引があるか)
- 決済手数料や、件数・人数に応じた追加料金
- オプション機能の料金
- 解約するときの条件(最低利用期間、違約金)
料金は、必ず公式サイトの料金ページで最新の内容を確認しましょう。比較サイトの情報は古くなっていることがあります。
4. 今使っているものとつながるか
会計ソフト、ネットショップ、予約、POSレジなど、すでに使っているツールとデータをつなげられるかを確認します。つながらないと、同じ内容を二重に入力することになり、かえって手間が増えます。
5. データを書き出せるか
ツールを変えたくなったとき、顧客データや売上データをCSVなどで書き出せるかは大事なポイントです。書き出せないと、乗り換えのたびに一から入力し直すことになります。
6. 困ったときに相談できるか
サポートがメールだけか、電話やチャットでも相談できるか。受付時間は営業時間と合っているか。初めて使うツールほど、ここで差が出ます。
7. セキュリティと権限の設定ができるか
スタッフごとに見られる範囲を分けられるか、二段階認証が使えるかを確認します。辞めたスタッフのアカウントを止めやすいかどうかも見ておきましょう。
導入した後にやること
- 最初の1か月は「使い方のルール」を決めて、全員で同じやり方にそろえる
- 1〜3か月たったら、減らしたかった手間が本当に減ったかを確認する
- 使っていない機能やアカウントがあれば、プランを見直す
まとめ
ITツールは、入れることより「使い続けられること」が大切です。導入前に上の7つを確認しておくだけで、失敗はかなり減らせます。
ジャンルごとの選び方は、「ネットショップ作成サービスの選び方」や「SNSの予約投稿で作業を減らす方法」でも紹介しています。


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